[お知らせ]

2025/9/22

専門学校のための「選ばれる学校づくり」お問い合わせ


「選ばれる学校づくり」にご関心をお寄せいただきありがとうございます。
ご希望の方は、以下のボタンを押してください。
 

今、広告PRではなく専門学校の”価値”を高め、正しく伝えることで学生募集に成功する、「選ばれる学校づくり」という考え方が全国に広がっています。”数”を追うことで、本来重要視しなければならない”価値”を自ら毀損してしまっていることに気付き、”価値の指標”が重要であるということに多くの学校から共感を得ております。

環境変化の激しい今だからこそ、正しい現状把握が必要です。28年にわたって心理学を用いて高校生の進路決定研究,キャリア教育・職業教育研究を行ってきた㈱応用社会心理学研究所は,変化する環境に対応できる解決策を打つエビデンスを発見し、学校の改善活動をお手伝いすることが可能です。

 

学生から見た学校の価値を知りたい!

データ・エビデンスにもとづく学校改革がしたい!

など、「選ばれる学校づくり」について知りたい方は以下のフォームよりご入力いただき送信してください。

■お問い合わせ

応用社会心理学研究所(アスペクト) 担当:義川、山本

TEL : 06-6941-2171 Mail : account@aspect-net.co.jp

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[トピックス]

2025/6/4

高校生・大学生・専門学校生の“職業決定”実態調査のご報告⑤

若者はどのように職業を決めるのか?
~「高校生・大学生・専門学校生の“職業決定”実態調査」のご報告⑤~


A章 若者はどれくらい将来の「職業」について考えているか?

 

本章では前回から引き続き、

若者が将来の職業についてどのように考えているのか、

どのように変化していくのかを考察していきます。

 

■調査概要

<調査目的>

本調査は高校生・大学生・専門学校生を対象に、 職業を決定するまでのプロセスを明らかにするために実施された。

村上龍の著作『13歳のハローワーク』のオフィシャルサイトである「13歳のハローワーク公式サイト」と(株)応用社会心理学研究所が共同で行った「“しごと観育成”研究会」では、「職業意識」を高めることが進路への納得につながることが明らかになってる。本調査はその一環として、実施された。

 

<調査方法>

本調査は、全国の高校生・大学生・専門学校生を対象に、オンラインパネルアンケートを使用して実施された。

パネルに事前に登録された、高校生500名、大学生500名、専門学校生400名の合計1400名から回答を得た。尚、男女比は均等になるよう、パネルのデータベースから無作為に選ばれた。

アンケートは、スマートフォンやパソコンを通じてオンラインにて配布された。

 

<調査時期>

2024年3月15日~2024年3月19日

 

<調査対象>

日本全国を対象に実施され、各都道府県から均等に以下の回答者が選出された。

全国の高校生、大学・短大生、専門学校生 合計1400名


■調査結果

(参考)A-4:時代によるキャリアビューの変化  
~この15年間で育成は進んでいない~

本節では、高校生、専門学校生、大学生が約15年前と比べて、キャリアビューがどのように変化したかを見ています。調査方法やサンプル数が異なるためにあくまで参考にはなりますが、全体的にキャリアビューの醸成は進んでいないと推論することができます。大学生に至っては、キャリアビューをもつと回答した割合が40.5%(「そう思う」「ややそう思う」)だったのが33.6%(「非常にそう思う」「ややそう思う」)にまで減っています。

 

立場・年代別キャリアビュー 

 

 

 

 

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[トピックス]

2025/5/29

高校生・大学生・専門学校生の“職業決定”実態調査のご報告④

若者はどのように職業を決めるのか?
~「高校生・大学生・専門学校生の“職業決定”実態調査」のご報告④~


A章 若者はどれくらい将来の「職業」について考えているか?

 

本章では前回から引き続き、

若者が将来の職業についてどのように考えているのか、

どのように変化していくのかを考察していきます。

 

■調査概要

<調査目的>

本調査は高校生・大学生・専門学校生を対象に、 職業を決定するまでのプロセスを明らかにするために実施された。

村上龍の著作『13歳のハローワーク』のオフィシャルサイトである「13歳のハローワーク公式サイト」と(株)応用社会心理学研究所が共同で行った「“しごと観育成”研究会」では、「職業意識」を高めることが進路への納得につながることが明らかになってる。本調査はその一環として、実施された。

 

<調査方法>

本調査は、全国の高校生・大学生・専門学校生を対象に、オンラインパネルアンケートを使用して実施された。

パネルに事前に登録された、高校生500名、大学生500名、専門学校生400名の合計1400名から回答を得た。尚、男女比は均等になるよう、パネルのデータベースから無作為に選ばれた。

アンケートは、スマートフォンやパソコンを通じてオンラインにて配布された。

 

<調査時期>

2024年3月15日~2024年3月19日

 

<調査対象>

日本全国を対象に実施され、各都道府県から均等に以下の回答者が選出された。

全国の高校生、大学・短大生、専門学校生 合計1400名


■調査結果

A-3:キャリアビューの実態 
~キャリアビューを持たずに進路選択~

本節では、若者の職業意識を捉える指標のひとつである「キャリアビュー」に注目し、その実態と課題を明らかにします。

「キャリアビュー」とは、13歳ハローワーク公式サイトと、(株)応用社会心理学研究所の調査研究において提唱された概念です。単に就職先が決まっている状態を指すものではなく、自分が将来働く姿を思い描けているか、中長期的なキャリアの展望を持っているか、という観点を含んだ、より深い職業的自己理解を示すものです。「キャリアビュー」を形成することで、進路への納得度が上がることも明らかになっています。本節では「キャリアビュー」の項目のうち1つを取り上げています。

本調査の結果、キャリアビューは全体的に十分に育まれているとは言いがたいことが明らかになりました。たとえば「5年後・10年後の将来について、非常に、またはやや思い描いている」と回答した割合は、専門学校生でさえ41.6%にとどまっており、高校生は36.4%、大学生では33.6%という結果でした。

一方で、キャリアビューが高い学生ほど、職業決定度が高い傾向が確認されました。これは、キャリアビューが醸成できている人ほど、進路選択や意思決定につながっていることを示唆しています。ただ、キャリアビューを持たずに職業決定をしている学生もいることも明らかになりました。このような結果から、進路指導やキャリア教育においては、単に職業や業界の情報を与えるだけでなく、若者が「自分は将来どのように働きたいのか」というイメージを描けるような支援をすることで、本人が納得した進路選択サポートすることができると考えられます。

 

各立場別(最終学年)のキャリアビュー(1400名回答) 

<自分の将来や仕事について、5年後10年後の、自分が仕事をしている姿を思い描いている>

キャリアビュー別職業決定度(1400名回答) 

<自分の将来や仕事について、5年後10年後の、自分が仕事をしている姿を思い描いている>×<将来の仕事について、どの程度決めていますか?>

 

 

 

 

 

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[トピックス]

2025/5/14

高校生・大学生・専門学校生の“職業決定”実態調査のご報告③

若者はどのように職業を決めるのか?
~「高校生・大学生・専門学校生の“職業決定”実態調査」のご報告③~


A章 若者はどれくらい将来の「職業」について考えているか?

 

本章では前回から引き続き、

若者が将来の職業についてどのように考えているのか、

どのように変化していくのかを考察していきます。

 

■調査概要

<調査目的>

本調査は高校生・大学生・専門学校生を対象に、 職業を決定するまでのプロセスを明らかにするために実施された。

村上龍の著作『13歳のハローワーク』のオフィシャルサイトである「13歳のハローワーク公式サイト」と(株)応用社会心理学研究所が共同で行った「“しごと観育成”研究会」では、「職業意識」を高めることが進路への納得につながることが明らかになってる。本調査はその一環として、実施された。

<調査方法>

本調査は、全国の高校生・大学生・専門学校生を対象に、オンラインパネルアンケートを使用して実施された。

パネルに事前に登録された、高校生500名、大学生500名、専門学校生400名の合計1400名から回答を得た。尚、男女比は均等になるよう、パネルのデータベースから無作為に選ばれた。

アンケートは、スマートフォンやパソコンを通じてオンラインにて配布された。

<調査時期>

2024年3月15日~2024年3月19日

<調査対象>

日本全国を対象に実施され、各都道府県から均等に以下の回答者が選出された。

全国の高校生、大学・短大生、専門学校生 合計1400名


■調査結果

A-2:「職業決定度」の学年推移
~大学と専門学校進学時点が一番差がある~

本節では、高校生・大学生・専門学校生における職業決定度の時間的変化について分析します。

まず高校生については、学年が進んでも職業決定度に大きな変化は見られません。具体的には、高校1・2年生の時点で「はっきり決めている」「ほとんど決めている」と回答した割合は43.7%であり、高校3年生になってもその傾向はほぼ変わらず、決定度の大きな上昇は確認されませんでした。

次に大学生に進学した学生においては、最終学年になると職業決定度が上昇し、約10ポイントの増加が確認されます。

これに対して、専門学校生は入学直後から比較的職業決定度が高く、早い段階で明確な志向を持つ傾向が見られます。ただし、その後は大きく上昇することはなく、最終学年においても決定度の伸びは限定的でした。

結果として、卒業時点では大学生とほぼ同程度の職業決定度となっており、「はっきり決めている」「ほとんど決めている」と回答した割合は、大学生が58.3%、専門学校生が62.0%という数値となっています。

 

学年別職業決定度(1400名回答) 

<将来の仕事について、どの程度決めていますか?>

 

◇高校生(1・2年)

◇高校生(3年)

 

(参考)大学・短期大学 進学希望者(高校3年生)

(参考)専門学校 進学希望者(高校3年生)

 

◇大学生

 

◇専門学校生

 

 

 

 

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[トピックス]

2025/5/9

高校生・大学生・専門学校生の“職業決定”実態調査のご報告②

若者はどのように職業を決めるのか?
~「高校生・大学生・専門学校生の“職業決定”実態調査」のご報告②~


A章 若者はどれくらい将来の「職業」について考えているか?

 

本章では3節にわたり、若者が将来の職業についてどのように考えているのか、

どのように変化していくのかを考察していきます。

 

■調査概要

<調査目的>

本調査は高校生・大学生・専門学校生を対象に、 職業を決定するまでのプロセスを明らかにするために実施された。

村上龍の著作『13歳のハローワーク』のオフィシャルサイトである「13歳のハローワーク公式サイト」と(株)応用社会心理学研究所が共同で行った「“しごと観育成”研究会」では、「職業意識」を高めることが進路への納得につながることが明らかになってる。本調査はその一環として、実施された。

<調査方法>

本調査は、全国の高校生・大学生・専門学校生を対象に、オンラインパネルアンケートを使用して実施された。

パネルに事前に登録された、高校生500名、大学生500名、専門学校生400名の合計1400名から回答を得た。尚、男女比は均等になるよう、パネルのデータベースから無作為に選ばれた。

アンケートは、スマートフォンやパソコンを通じてオンラインにて配布された。

<調査時期>

2024年3月15日~2024年3月19日

<調査対象>

日本全国を対象に実施され、各都道府県から均等に以下の回答者が選出された。

全国の高校生、大学・短大生、専門学校生 合計1400名


■調査結果

A-1:職業決定度の実態(1)
~将来の進路を職業を決めて検討している人は約半数~

本節では、若者の職業決定に関する実態を見ていきます。

大学生や高校生においては、「将来の仕事について、どの程度決めていますか?」という問いに対し、「はっきり決めている」「ほとんど決めている」と回答した人は4~5割にとどまっており、過半数はまだ職業を明確に定めきれていない状況にあります。

これに比べると、専門学校生ではその割合が約6割とやや高く、比較的職業に対する意識が具体的になっていることが伺えます。ただし、職業人の育成を目的とした専門学校に通う学生であっても、4割近くはまだ職業について明確に決められていないことが明らかになりました。実態にもとづいて高校の進路指導や大学や専門学校での教育を考えるべきと言えます。

また、卒業後に希望する業界・業種について詳しく尋ねた結果も、職業決定の傾向とほぼ同様の傾きが見られました。

 

高校生、大学生、専門学校生別職業決定度(1400名回答) 

<将来の仕事について、どの程度決めていますか?>

 

■高校生、大学生、専門学校生別業界・業種決定度(1400名回答)

<卒業後の進路の業界・業種についてはどの程度決めていますか?>

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