[お知らせ]
2018/11/27

全国専門学校共同【卒業生】調査 リニューアルのお知らせ『変わる 2つのナカミ』

応用社会心理学研究所では、20年以上に渡って専門学校生を対象とした調査研究を行っており、「全国専門学校共同【卒業生】調査」はその一環として位置づけられます。
過去5年に渡って全国の専門学校卒業生を対象に「教育の成果」や「教育への満足度」、「職業観の醸成」といったものについて調査分析を行ってまいりました。

具体的には、以下のような項目で測定しています。
 ■プロフィール(性別、所属コースなど)
 ■ロイヤルティ、理念の理解・浸透(総合評価、特徴、推奨、関与など)
 ■個別実態評価(授業内容、先生、就職支援、施設・施設、イベントなど)
 ■身についたこと(専門知識、しつけやマナー、姿勢や態度など)
 ■“しごと観”・就職満足(就労意欲・キャリアビューなど)
 ■学校イメージ~3つの視点~
 ■学校に対する意見(良かった点や困ったことなど)         など

昨年に引き続いて今年も、専門学校新聞様で調査結果について取り上げて頂くなど、
広くご関心を寄せて頂いております。
⇒取り上げて頂いた記事について詳しくはこちら

そして、今まで積み重ねてきた調査研究結果から、
●学校の教育評価やロイヤルティを向上させるメカニズム
●職業観を醸成させるメカニズム
が明らかになってきています。

これらの得られた知見をもとに、共同調査にご参画いただいたみなさまに調査結果をよりご活用頂けるよう、質問項目や報告書のリニューアルを行います。

今回のお知らせでは、特に大きく変化する『変わる 2つのナカミ』についてご紹介いたします。

『変わる 2つのナカミ』

教育成果の検証を強化
単に身につけた知識や技術を問うのではなく、「キャリア教育」について調査研究を長年行ってきた弊社独自の観点から、学校の教育成果として「身についたこと」を測ります。
項目数が8問から5問増え、全13問となり、教育成果をさらに様々な角度から測ることができるようになります。
“しごと観”の醸成につながる「経験・体験」を測定
これまで、キャリア教育の何が“しごと観”の醸成につながるのか、明らかにはされていませんでしたが、弊社の長年の研究知見に加え、全国5000人の高校生を対象にキャリア教育実態調査を行った結果、「後のキャリア発達に影響を与えるような体験・経験を得ること」こそが、“しごと観”の醸成につながるということが明らかになりました。(詳細は弊社リリース「高校生から見たキャリア教育実態調査」のご報告をご覧ください。)
教育の中でどの程度、その「経験・体験」が得られているのか測ることができるようになります。

卒業生が感じる学校の教育成果を検証し、学内で共有することで、教育内容の改善につなげていくことができます。
ぜひ多くの導入校でお役立て頂ければと思います。