現在,(株)応用社会心理学研究所は独自の調査である高校生の「キャリア教育を通して得た経験」と「将来・進路に関する意識」について調査を実施しています。
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対象:全国の高等学校 18校確定(追加5校検討中)
回答者数:4500名(見込み)
実施時期:2017年2月~
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■本調査の背景
-ニーズが高まるキャリア教育,しかし効果や影響の把握は進んでいない-
近年,就労形態の多様化や早期離職の増加,若者の働く意欲の低下などが指摘されるに伴い,教育機関におけるキャリア教育の果たす役割やその「効果」への関心はますます高まってきました。高校でのキャリア教育についてもそれは同様であると言えます。
しかし,高校におけるキャリア教育の調査については,個別メニューの実施状況など表面的な現状把握にとどまっている場合が多く,高校生はそれらにどのように取り組み,どのような体験をしたのか,将来や進路に対してどんな意識を持ち,どんな行動を起こしているのか,といったことまでを含めた調査はあまり見られないのが現状です。
■本調査の目的
-今後のキャリア教育を改善するために,高校生がキャリア教育によって得た経験や将来・進路に関する意識を把握する-
具体的なメニューを受けている/いないだけでなく,キャリア教育の中で高校生はどのように取り組み,そこでどんな体験をしているのか?
そうした体験に応じて,彼らの将来や進路に関する考えや進路選択行動は変化するのか?
本調査はそのような問いのもとに,今後のよりよいキャリア教育のあり方について考えていくための知見を得ることを目的としています。
この調査を実施することにより,高校のキャリア教育についての高校生から見た評価・効果を包括的・客観的に把握することができエビデンスを基に,キャリア教育を根本的に改善する議論が進められると私たちは考えています。
同調査結果からわかる最新動向は今後,フォーラム記事として公表する予定です。
・高校生がキャリア教育で得た経験、体験
・現在の高校生はどんな風に働きたいと考えているのか
・どんな基準で職業を選びたいと思っているのか
・学校の授業以外でどれだけ自発的に進路について情報収集しているのか
・周りの人と仕事や将来の話をしているのか
などの調査結果のご報告を予定しています。
日々、高校生と接されている専門学校の皆様に
最新の高校生の動向としてご参考にして頂ける内容かと存じますので
ぜひ、ご期待ください。